雑大レポート
大正人は、マルチタレント。
その片鱗を覗かせた講義でした。
9月14日 吉祥寺村立雑学大学講義のテーマは、「文書こぼれ話」、君嶋正泰さんが話してくれた。
「大正末年東京生まれ、会社員生活54余年の後半は、規定、挨拶、広報、株式etcのいわゆる文書屋でした」と君島さん、実にシャープなおしゃべり。
まず文章は読んでもらえなくては、どんな「名文」でもダメなので、体裁・文字も読みやすいようにする。
読んでもらえて、初めて「良い文章・悪い文章」の対象になる。
判りやすい文章には、法則がある。リズムのいい文章はおよそ35字、一息で読める長さ。区切りのない長文は、判りづらいので、もっと切れないか工夫をしてみる。
文章の流れは、序論 → 本論 → 結論とか「起承転結」が論文などでよく使われるが、会社文書なら「結承転提」で、ビジネスの世界は、まず結論が要求される。新聞記事は、逆ピラミッドで、結論がまずあり、段々詳しくなるようになっている。
身体的な事とか、初めての人に持ち出してはいけない話題もあるので要注意。
サラリーマン時代、社内報に執筆した、文章に関する連載を、定年のとき一冊の本にまとめて、友人に配った。その本を見ながらの講義は、余裕の大教授でした。
さすが大正人、漢詩をさらされと白板に書き、「これも文章構成の見本です」。講師を紹介いただいたSOHO武蔵野の沼島代表によると、歌舞伎・都々逸など、趣味の多い御仁だそうで、今後のお話が楽しめそうな教授の出現だ。
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